Coopelでシナリオアカウントを新規追加する

Coopelでは、下の表の通り、様々なクラウドサービスに接続して利用することができます。ただしそのためには、「シナリオアカウント設定」で利用するアカウントを予め設定しておく必要があります。今回は、これらのシナリオアカウントのうち、「Microsoft Outlook」の設定手順を紹介します。

シナリオアカウントの種類アクションローカルタイプあり
Gmailgmailからメールを取得
gmailからメールを送信
Microsoft Outlookoutlookからメールを取得
outlookからメールを送信
Microsoft Teamsteamsに通知する
Slackslackに通知する
Google Drivegoogle driveからリンクを取得
google driveからファイルを取得
google driveに保存
google driveのファイルを削除
OneDriveone driveからリンクを取得
one driveからファイルを取得
one driveに保存
one driveのファイルを削除
Boxboxからリンクを取得
boxからファイルを取得
boxに保存
boxのファイルを削除
Google Spreadsheet操作対象の選択×5
値の取得×5
値の設定×5
ファイル操作×10
書式設定×5
表示設定×9
その他×5
Coopelのシナリオアカウントの種類と対応するアクション

[toc]

Microsoft Outlook

「シナリオアカウント設定」メニューを開き、「新規追加」ボタンを押します。

シナリオアカウント設定

シナリオアカウントの種類の中から、「Microsoft Outlook」を選択します。このとき、シナリオがクラウド上で完結する場合はただの「Microsoft Outlook」を、シナリオをローカル実行する場合はアイコン上に「LOCAL」と書かれた方の「Microsoft Outlook」を選択します。

Microsoftのアカウントを選択する画面が表示されます。使用するメールアカウントを選択します。

メールアカウントのパスワードを入力します。

サインインの状態を維持するかを聞かれるので、ご自身の求める状態に合わせて答えます。

CoopelにMicrosoft Outlookのメールアカウントが追加されました。

シナリオをローカル実行に切り替える場面も出て来るかもしれませんので、同時にローカル用のアカウントも追加してしまって問題ありません。上の画面で、「ローカル実行用アカウントを追加」ボタンを押してください。ワンステップで下の画面のように、アカウント作成が完了します。

Microsoft Outlookのシナリオアカウントの制限

CoopelのシナリオアカウントとしてMicrosoft Outlookを使い、クラウド上のシナリオを実行するとき、Microsoftアカウントの種類は、「職場または学校アカウント」、「個人用アカウント」どちらも使用できます。しかし、ローカルでシナリオを実行するときは、「個人用アカウント」は使えないようです。個人用のMicrosoftアカウントでは、ローカル実行用アカウントを追加することさえできません。

ローカルでCoopelのシナリオを実行するときは、「職場または学校アカウント」のMicrosoftアカウントを用意してください。

Gmail

Gmailのシナリオアカウントの制限

Coopelのシナリオアカウントを追加するとき「Gmail」を選択できますが、無料で取得可能な @gmail.com のメールアドレスを使うと、下の画面のようなエラーになって追加することができません。エラーメッセージにある通り、Google workspaceドメインアカウントを用意してください。

なお、旧Gsuiteは2012年12月5日までで新規の提供を終了し、加えて2022年6月以降はサービス終了するので、近いうちにGoogle workspaceを利用するしか選択肢がなくなります。

Google workspaceのメールアドレスを取得するための料金はGoogleのサイトを参照してください。1ユーザーあたり、月額680~2,040円のエディションがあります。

RPACoopel